元気な印象のための歩き方 (歩幅篇)
歩幅を拡げて、やる気と元気を見せよう!!
向こうから、知り合いの人が歩いてくる。
私たちは、その事に気づいてこちらに来るまで待っています。
その間、相手の歩き方を見て、
「とても元気そう。調子が良さそうね」
「何だか、元気がなさそう。具合が悪いのかしら?!」
などと、まだ一言も話もしないうちに、相手の胸の内を見透かしています。
この予想、意外にあたっているから怖い!
自分も相手を判断していますが、自分も判断されている・・・?!
目次
言葉にしなくても伝わる、キネシクス(身体動作)
嬉しい事や、自信がある時は、自然と胸を張っている私たち。
逆に悲しい事やつらい時には、思わずうなだれて背中まで丸く小さくなります。
心の思いが、無意識に体に出ると言う事でしょう。
ごまかせない身体のサインです。
でも、いつも正直ものではいられない。
特に、お仕事をしている職場や取引先・お客様の前では、
心はつらい時でも、顔はにっこりと笑って見せる。
ちゃんと、マナーとして頑張っている自分です。
でも、ついうっかり。ごまかせていないのが、体のサイン・キネシクス
自分の印象アップは、体のサインから・・・
そんな時に、ちょっと気を付けて、歩幅を広めて歩いてみましょう!
背筋を伸ばして、大股に腕を振って歩いてみると・・・
何だか、身体の中から元気が湧いてきそう。
落ち込んだ時に、考えてしまうと更に落ち込むことはありませんか?!
そんな時は、逆に何も考えずに元気よく歩いてみるのもお勧めです。
歩幅を決める3つの要因
何気なく歩いている私たちの歩幅は、どのように決まっているのでしょう?
人間の歩幅を決めるのは3つの要因から、なっています。
先ず1つは、「体格」です。
2つ目が、「股関節の可動域」になります。
3つ目が、意外にも「心の中のエネルギー量」になります。
つまり元気がたくさんあると、歩幅が自然と大きくなると言う事です。
元気がある時は、運動中枢の神経が活発に働き、
自然と足を前に出す事ができます。
歩幅の広い人は元気に見える?!
このことも、うなずけますね。
確かに、元気がない時や疲れている時などは、
自然と歩幅が狭くなり、トボトボと歩いている印象があります。
だから、歩幅が狭い人は普段から損をしています。
特に、仕事先や商談相手に会う時、営業に行くときなど。
トボトボと小さな歩幅で相手に近づいてしまうと、
あなたに不景気な、元気のない印象を感じるかも知れません。
理想的な歩幅を知って、元気な印象を与えよう!
歩幅は、自分が意識する事で、だれでも簡単に変えることが出来ます。
うつむきながら歩くと、それだけで歩幅は狭くなってしまいますから
普段から、男性なら60㎝、女性なら55㎝以上を意識して歩いてみましょう!
歩幅が大きいだけで「元気でやる気がある人」と思ってもらえる可能性が大きくなります。
さらに、若々しい印象も与えられます。
さぁ~!今日から、自分の足にも気合を送って歩いてみて下さい。
素敵な印象アップにつながるだけでなく、
健康にも良い効果が期待できます。