心を整える「触れ方」がありました。
ストレスを「頭」で消すのは難しい。
ストレスをなくしたいと思ってるのに、
どうして上手くいかないんだろう・・・?!
それは、頭を使ってストレスを消そうとしているからかもしれません。
実は、頭を使うより、身体を使うほうがうまくいくことがあります。
そのコツは、肌に働きかけること。
なぜなら、肌はこころ(脳)とつながっているから・・・
こころ(脳)に、働きかけることで、
ストレスを消し、毎日を楽しく生きる。
そんな「心の整え方」をお伝えします。
目次
肌には心があった?!
私たちは、脳を使って、毎日を生きています。
理性的に、論理的に考える時に使っているのは頭です。
でも、実はその下にある「心(感情・感覚)」の影響も強く受けています。
そしてさらには、その下にある「体」の影響もしっかり受けているのです。
初対面の人と会った時など「頭」では、その人の行動や話の内容から
どんな人か見極めようとします。
でもこの時、たとえば握手などをして肌が温まったとしたら・・・どうでしょう?
実は、お肌が温まるだけで、相手への信頼度がアップすることが判っています。
「体」は水面下で「頭」に多大な影響を与えていると言う事ですね。
ベースにあるのは「体」
そう考えると、私たちは「頭」で考えたことも、
「心」の影響を受けている。
そして「心」の状態には「体」が、大きくかかわっていると言う事ですね。
なので、日常生活で抱えてしまう、さまざまなストレスを「頭」だけで、消そうとするよりも、ベースにある「体」に働きかけた方が良い事があるのです。
そしてこの「体」は、私たちの「皮膚」「肌」に繋がっています。
普段、あまり意識しない皮膚ですが、
実は「皮膚は第二の脳」とも言われるぐらいすごい存在なのです。
皮膚は「第二の脳」だった!
私たちが生まれる時には、まず受精卵が、細胞分裂を繰り返し
体を形づくっていきますが、
この過程で、内胚葉(ないはいよう)、中胚葉(ちゅうはいよう)
外肺葉(がいはいよう)という3つの層にわかれます。
内胚葉は、体の一番内側に位置する内臓、
中胚葉は、骨や筋肉へと変化していきます。
そして外肺葉は皮膚と脳に変化していくのです。
つまり、皮膚と脳はもともと同じものだったのです。
この事から、皮膚は「第二の脳」と言われているのです。
皮膚はとっても頭が良いのです。
ちなみに、脳がない生き物はいますが、皮膚がない生き物はいません。
それこそ、田んぼにいるゾウリムシは、沼や池などにも住む
単細胞生物ですが、脳もなければ、目も口も耳も有りません。
それでも、10億年も生き延びています。
移動する時には、細胞表面の役2万本ある繊毛を動かして泳いでいます。
この細胞膜が、単細胞生物にとっては外界に接する皮膚の役割なのです。
私たち人間も、皮膚が外界の情報を得て、
どのように行動すればよいかを判断するのです。
まさに皮膚は脳と同様に、さまざまな情報を判断し、
処理していく機能を持っています。
また皮膚は、脳に比べてその面積も多いため、多くの情報を得ることが出来ます。
本当に、皮膚は賢いのですね。
「肌」から心を整える。
こんな賢い皮膚ですから、頭で処理できないストレスには、
私たちの一番のベース「体」=「肌」に触れて、触ることで
心を整える事ができる。この方法を使ってみるのもお勧めです。
肌に触れることは、心にふれること。
たった5分でも、肌に触れることで、心は癒され
ポジティブな心に変わります。
ぜひ、毎日の生活にも取り入れて頂きたいです。
お肌に触れるのは、自分でも、他人から触って貰っても
どちらOK!同じ効果があると言われています。
今日からは、イライラしたり、寂しい時には、優しく
自分のお肌を撫でてあげましょう!
癒やされて、ポジティブな気持ちになること、間違いなしです
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